何かが動いた日。

先日の5月15日のことです。この日、遅れて母の日をお祝いしに、実家の近くで母とランチをしました。

ボディートークの施術士あるあるなのですが、お客様には理解して頂けても、一番身近な人、所謂家族に、ボディートークとは一体どういった施術なのかを理解して貰えない、というのがあります。私も、もれなくそうでした。施術士になる試験を受ける為に、練習のセッションを沢山しなければなりません。母にも協力して貰いました。

 

この施術は一体何なのか、まやかしではないのか、はたまた宗教ではないのか、などなど。色々言われました。私としては試験に向けて勤しんでいる訳でして、少なからず凹む訳ですね笑。試験に無事合格してから、それとなく「受けてみないか?」と伝えても「私はいい、大丈夫。自分で何とかする。」とはっきりと言われました。

 

その後、母に会っても、聞かれない限り自分から施術のことを伝えることはありませんでした。そして5月15日。ランチをしながら話は色々なことに及びます。きっかけは忘れましたが、ボディートークの話題になりました。私も懲りないのですが笑、「施術、受けてみる?」と伝えました。すると、「うん...いいよ、受けなくて。」との回答。何だか明らかに以前とは感触が違いました。

 

それから別の話題になり。数時間が経った頃、母が「実家に寄る?」と聞いてきました。私としては、充分に話せたし、今日は寄らなくていいかなと考えていましたら、母が「施術、試しに受けてみようかな。」と。嬉しかったですね...涙

 

実家で母に横たわって貰い、母の手に触れ、施術をさせて貰いながら、ふと。「自然治癒力を上げるのが大切って、この人から学んだのでは?」と。自分の身体は、自分で何とかする、と意識した時に、自然治癒力というのは最大限にパワーを発揮します。そのお手伝いをするのがボディートークです。

 

母、77歳。娘の私が言うのもなんですが、姿勢は良いし、ぱっと見、お婆さん、という感じではありません。いつまでも元気でいて貰いたいものです。

 

そして後から。この日は新月を迎える日だったのですね。普段は殆どと言っていい程、そういったことには意識してません笑 思えば、前日にお客様にボディートークの施術をさせて頂いた時、自分自身の身体も、反応している気がしたんですね。新月だったからか...ボディートークの施術で治癒力が働いたのか...とにもかくにも、何かが動いた日でありました。