ボディートークを受けると②~喧嘩の後にはアハハと笑う?!~

こんにちは。何だか不思議なタイトルを付けてしまいました笑 

このボディートークを受けるとシリーズ。前回から大分間が空いてしまいましたが汗、ボディートークのセッションを受けて、私の身に起きた事を書いたものです。このタイトル。よく、昭和のドラマで、土手で殴り合いの喧嘩をした後に、お互いスッキリして芝生の上にゴロンと寝転がって、アハハと笑い合う...そんな感じの出来事だったのです。

 

前回のシリーズ①はこちら

 

それは、以前勤めていた会社で、同じ仕事を担当していた方との出来事です。特殊な事務を請け負う会社でした。期限に追われる日々。間違いがあってはいけないと、とても細かく、神経を消耗する仕事でした。その方は、入社年数は私より後でしたが、その業界を渡り歩いていたので、経験としては先輩でした。知識、英語力、判断力全てにおいて頼れる存在でした。ランチに行ってはくだらないことを言ったり、愚痴をこぼしたり。最終的には笑いに転換出来る、良い関係を築いていました。

 

そんな関係に、一体何が?!簡潔にお伝えしますと、良い関係が2~3年位の間に、ジワジワと悪化してしまったのです。寝ても覚めてもそのことを考えるようになり、ストレスを感じていました。仕事に行きたくない。そんな折、ボディートークのセッションを定期的に受けていました。

 

ある時、セッションを受けた次の日の事でした。身体も楽だし、何だかどうでもいいや~という気持ち。すると、上司に呼ばれました。内容は、相手がもの凄く怒っている、ということでした。それを聞いた時、私は今まで堪えて来た感情...それこそ怒りの感情が全身にみなぎるのを感じました。

 

どうなったかと言いますと。上司を間に挟んで、面と向かってお互いの言い分を伝え合う機会を設けて貰いました。目の前に座った相手は、既に上司に怒りの感情を吐き捨てていたので、とても落ち着いていました笑 お互いにこれまでどう思っていたかを伝え合いました。しかし、何だかスッキリしません。閃いたように、自分の気持ちを伝えました。「ただただ、悲しかった。」と。ドッと笑いが起き、上司に促されて握手で完結しました。

 

話した内容の一部です。

相手:「助けて欲しい時に、助けてくれなかった。」

私:「何か問題があったら、何でも言って欲しい旨、しばしば伝えていた。」

相手:「言わなくても、背中を見て、察して欲しかった。」

私:「言わなければ、わからない。」

相手の方は、とにかくお客様第一主義。お客様から言われた要望は全て守る。はたまた私は、お客様と言えど、こちらにも守れることと、そうでないことがあり、こちらの要望も伝えるべき。そうでないと、良いようにされてしまうから。お気付きでしょうか?二人は全く逆の事を言っていたのです...。

 

その後、私は10年勤めていたその会社を、数ヵ月のうちに退職しました。辞められた理由。問題が解決したからだと思います。相手との関係が解決していなかったら、私はまだその会社にいたかもしれません。さて、「お互いの言い分」って何でしょうか?

 

「お互いの言い分」。それは、別の言い方をすると、自分の「信念」とも言えます。では、信念とは?

 

ボディートーク的には、信念とは、経験、社会、文化、家族から人が身につける思考、心的態度、先入観のことを言います。自分はこうあるべき、人はこうあるべきと。自分にとっての信念が、相手にとっても信念であるとは限りません。どちらが正しい、ということではない訳です。人と衝突する時。それは信念と信念のぶつかり合いということになります。

 

では、自分の信念が和らいだらどうなる?人との衝突、自分自身との衝突はなくなることでしょう。ボディートークではそれが優先となってバランスされた時、例えば、これまでだったら怒りを感じていた出来事、落ち込んでしまっていた出来事に、気付いたら怒りを感じなくなっている、受け流すことが出来る...ということがあります。こちらの意識が変われば、相手も必要以上に反応することはなくなるでしょう。相手の信念に対して、ジャッジする必要がなくなります。

 

このバランスは、仕事、家族、友人などのあらゆる人間関係において、その関係性をスムーズにする可能性があります。これらのことで頭が一杯だと、他の事にも影響が出てしまいますよね。ボディートークセッションでお手伝い出来る可能性がありますので、是非一度受けてみてはいかがでしょうか。